shinshin136’s blog

建築勉強中の日々を綴る日記ブログ

梨花女子大学/ドミニクペロー/2008

梨花女子大学/ドミニクペロー

今回は2019年12月に訪れたドミニクペロー設計の梨花女子大学を紹介します!

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1. 梨花女子大学に行く

梨花女子大学は

韓国のソウル・Ewha(イファ)に位置する女子大学です。

基本的に自由に出入りできる上に男女ともにたくさん人がいるので

女子大学だからといって臆することはありません。

堂々といきましょう。

下の写真のココ!と書かれている範囲の谷になっているところが

ドミニクペロー設計の建築です。

最寄駅からは学生街のような通りを歩いて10分ほどでした。

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梨花女子大学はココ!

ソウル駅からだと一度北上して電車を乗り換える必要がありますが、

ソウル駅から乗り換え駅まで全然歩ける距離(10~15分)です。

韓国の街並みを楽しみましょう!

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ソウル駅から梨花女子大学まで

 

2. 梨花女子大学についたら

そろそろかな?と思って進んでいくとその片鱗が少しだけ覗いていて、

目の前に行くと圧倒的なスケール感の人工的に作られた壮大な谷が現れます。

 

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そろそろかな?

 

鳥肌が立ちました。

コンセプトがこれでもかというほど明快な建築。

一歩間違えると谷に机や椅子を置いてしまいそうだけど、

そういったものが一切ない。

果たしてこの空間は本当に意味のある実用的な空間なのか、

とも思っては見たものの、周りの人たちも皆、

この空間を目的に訪れているように見えるという逆説。

 

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突然現れる全貌

 

建築それ自体が人々の活動の目的になっている様を見ると、

やはりこの建築は成功していると思わざるを得ない。

というか完全に心を掴まれた。純粋に好き。

自分の設計理念とは違うけども、この建築には圧倒された。

 

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反対側から谷を見る

 

3. 中に入ってみる

メインを十分楽しんだら一階部分のみ入れるので入りましょう。

個人的には特に響く部分はありませんでした。

この建築の魅力は全て間の谷に詰まっていました。

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でも谷側を向いて見える景色は近代建築っぽくてよかった。

Photoshopの加工もうまくいった気がするので

肉眼でこのイメージが見れると期待しないでください。

 

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谷側を見た写真

 

4. 終わりに

以上ドミニクペロー 設計の梨花女子大学でした!

とても素晴らしい建築なのでソウルに行く際にはぜひ訪れてみて下さい!!

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谷底から見上げる